フォーティーン CT-112 ドライバー
2012/11/27 09:00
構えてみると?
ヘッド体積はルール最大級の460cc。同社のCT111よりも10cc大きくなっているが、構えると大きく感じない。47インチの長尺に加え、ヘッドはハイバック形状で塊感が強い。見た目的には440ccぐらいに感じてしまうからだ。
ヘッド形状はオーソドックスで構えやすいが、ネックは非常に短いのが特徴的。重心位置を少しでも低くしたいのだろう。フェースの厚みは約53ミリとややシャロー。ハイバック形状だがフェースがそれほど分厚くないのでハードヒッター御用達という感じではない。普通のアマチュアにも構えやすく仕上がっている。ネックは若干インセットホーゼルだ。重心距離を少し短くしたい意図も窺える。
ヘッドもシャフトも濃いブルーでシャープな印象をユーザーに与えている「CT-112」。長さは47インチ。ちなみにR&Aの計測方法(※60度測定法)だと、47.75インチとなるそうだ。メーカー資料によると、ヘッド体積、長さ、フェースの反発係数・・・すべてのスペックをルール規制値ギリギリまで追求し、飛ばすことだけ考えられ作られたドライバーだそうだ。
ドライバーは長尺が増えてきたとはいえ、47インチ以上はまだまだ少数派である。どんなゴルファーと相性が良いのか、実際の性能はどんなものか、じっくりテストしてみたいと思う。