マーク金井の試打インプレッション

ピン G25ドライバー

2013/02/26 14:45

構えてみると?

ピンの主力ブランドであり、ピンの中では「やさしさ」をアピールしているGシリーズ。前作G20から約2年を経て登場したのがG25。モデルチェンジでまず目に付くのがヘッドのカラーリング。前作はダークグレーだったのに対して、今回はマットブラック。つや消しの黒になったことでG20よりも少し小さく感じる。同社のi20に比べるとヘッドは奥行き方向にストレッチし、重心の深さを感じる形状になっている。

フェース面は面長で大きい。重心距離を短くすることよりも、スイートエリアを広げたい意図が窺い知れる。ヘッドの大きさに合わせるかのようにフェースは分厚く、その厚みは約60ミリ。対して、バックフェースは超シャロー。重心を深く、かつ低く下げようとするデザインだ。

クラウンだけでなく、ソール側もガラッとデザインが一新されている。PINGロゴがソール中央に大胆に配され、トウとヒール側には流線的な処理ががなされている。非常にシャープなデザインだ。加えて、G25はシャフトが脱着できるタイプになり、?0.5度でロフト調整が可能になった。

G20と比較すると、同じモデルとは思えないほど大幅仕様変更がなされたG25。どんな風に生まれ変わったのか、どんなゴルファーと相性が良いのか、じっくりテストしてみたいと思う。

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ピン
発売日:2013/02 参考価格: 43,200円