ロイヤルコレクション SFD ドライバー（2013年モデル）
2013/07/16 09:00
クラブを計測してみると？
9.5度でリアルロフトが10.5度。フェース角が-0.5度。市販ドライバーの中では、表示ロフトとリアルロフトの差が非常に少ない。ライ角は62度と非常にアップライ。重心アングルは約22度とやや小さめ。フェース形状を考えると重心距離はやや長めで（メーカー値で40.5ミリ）、実際スイングしてみてもヘッドが返りやすいタイプではない。ライ角度がアップライな点を除けば、スペック的にはつかまりの良さよりも、左のミスが出づらいタイプだ。スライサーよりも引っかけを嫌うフッカーの方が相性がいいだろう。
シャフトについては、標準装着のATTAS RC W55は手元が硬めで中間部分がしなる中調子。振動数は247cpm。トルクは4.4（メーカー値）。純正シャフトとしては平均的な硬さ。トルクが適度にあるのでシャープ過ぎる印象はなく、タイミングが取りやすく仕上がっている。長さはメーカー値が45.75インチで、ヒールエンド法計測の実測値が45.5インチ。クラブ重量は302.6グラム。45インチ換算にすると310グラムぐらい。30～60歳ぐらいで平均的なパワーの持ち主にちょうどいい重さだ。
クラブ測定データ
| シャフト | ATTAS RC W55（S） |
| ロフト（度） | 9.5 |
| リアルロフト（度） | 10.5 |
| ライ角（度） | 62 |
| フェース角（度） | －0.5 |
| 長さ（インチ） | 45.5 |
| 振動数(cpm) | 247 |