マーク金井の試打インプレッション

キャロウェイゴルフ レガシーブラック 460 ドライバー(2013年)

2013/08/27 09:00

クラブを計測してみると?

フレックスSで振動数は、440が242cpm、460が243cpmと軟らかめに仕上がっている

まずは440。表示ロフトが9.5度でリアルロフトが10度。フェースアングルは-1度とややオープンフェース。ライ角度は56.5度と今どきのドライバーとしてはフラットな設定。重心アングルは21.5度(ノーマルポジション)可変式なのでライ角をアップライトにして計測すると59.25度となった。ロフトを-1度にした場合、リアルロフトは9度となり、フェースアングルは-2.5度。ロフトを+2度にした場合、リアルロフトは12.5度、フェースアングルは+1.75度なった。ロフトを減らすとフェースアングルはマイナスの度合いが増し、ロフトを増やすとフェースアングルはプラスの度合いが増える。

続いて460。表示ロフトが10.5度でリアルロフトが10度。フェースアングルは+0.5度ややフックフェース。ライ角度は56度と今どきのドライバーとしてはフラットな設定。重心アングルは22.5度(ノーマルポジション)。440に比べると少しヘッドが返りやすくなっている。可変式なのでライ角をアップライトにして計測すると58.75度となった。ロフトを-1度にした場合、リアルロフトは9.5度となり、フェースアングルは-1度。ロフトを+2度にした場合、リアルロフトは12.75度、フェースアングルは+3.5度なった。440と同様、ロフトを減らすとフェースアングルはマイナスの度合いが増し、ロフトを増やすとフェースアングルはプラスの度合いが増える。

シャフトについては、純正のS(グラファイトデザイン製 スピードメトリクスZX)は中間が軟らかい中調子。振動数は440が242cpm。460が243cpm。しなり量が多めの粘り系。しなり戻りのスピードはそれほど速くなくてタイミングが取りやすい。長さはメーカー値が45インチで実測値が44.75インチ。クラブ重量は440が311.1グラムでバランスはD1。460が311.5グラム。45インチの換算重量は313~314グラム。30~60歳ぐらいで、体力が平均もしくは平均以上のゴルファーにちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフト※440 スピードメトリクスZX(S)※460 スピードメトリクスZX(S)
ロフト(度)9.510.5
リアルロフト(度)1010
ライ角(度)56.556
フェース角(度)-1+0.5
長さ(インチ)44.7544.75
振動数(cpm)242243
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