マーク金井の試打インプレッション

ダンロップ スリクソン Z725 リミテッドモデル ドライバー

2013/09/17 09:00

打ってみると?(弾道は)

試打クラブは9.5度のSシャフト。シャフトはMiyazaki KENAシリーズのリミテッドエディション専用モデル。クラブ重量は316.6gでバランスがD2。長さは45インチ(※ヒールエンド法で計測)。硬さの目安となる振動数は265cpm。ノーマルのKENAに比べるとやや硬めの設定。ワッグルするとシャフト全体が小さめにしなり、ねじれ感は少なめ(トルク値3.3度)。9.5度表示でリアルロフトが10度。アスリート向けだけあってリアルロフトはシビア。フェースアングルは-1度。スクエア感が強く構えやすい。

アイアンで入念にウォームアップ後、1球目からしっかりフルスイング。ボールは低い弾道で前に前に飛んで行く。スピン量は少ない。ブラックフェースの視覚的な影響もあるのだろうが、ノーマルモデルに比べるとフェースの弾き感が良くなった感じがする。

芯で捕らえると、ストレート弾道でスピン量は2300~2700回転。アスリート向けだけあって、低スピンで吹き上がりの少ない弾道がオートマチックに打てる。ヘッド特性はノーマルモデルのZ725と同じだ。

ヘッドの操作性は非常に良くて、ヘッドの動きをコントロールやすい。フェード、ドローだけでなく、スライス、フックも打ち分けやすい。シャフトのトルクが少ないことも相まって、自分の意志が伝わりやすいドライバーである。

Miyazaki KENAシリーズのリミテッドエディションは、ノーマルよりも弾き感が増している。メーカー側は先調子と謳っているが、先調子のわりにはトップからダウンの切り返しで手元のしなりを感じやすい。それもそのはず、インターナショナルコードを見ると、手元側の数値が明らかに小さい。そしてダウンからインパクトにかけては、シャフトのしなり戻りがスピーディー。インパクトゾーンでの挙動は先調子感が強い。シャフトの挙動としてはややダブルキックな感じがする。

ノーマルモデル同様、リミテッドエディションも見た目通りハードでアスリート向けに仕上がっている。非力な人にはまったく向かないが、スピンを減らして飛距離アップを狙うハードヒッター、そしてシャフトで飛距離を稼ぎたい球筋をコントロールしたいアスリートゴルファーには、大いに期待に応えてくれるドライバーである。

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