ミズノ MP CRAFT 513 ドライバー
2013/10/22 09:00
構えてみると?
プロ、アスリート向けブランドである「MPシリーズ」。「MPクラフト 425ドライバー」の進化系としてラインアップに加わったのが、今回試打するMP CRAFT 513 ドライバーだ。ヘッド体積は440CCと大きめだが、アドレスするとヘッドはかなり小ぶりだ。フェースは分厚くないのだが、クラウンが凸状に膨らみ、バックフェースが非常高い。塊感があるので体積よりも1割ぐらい小さく感じる。フェースも面長でなく小顔。丸型形状のヘッドはフェース面が適度にラウンドしており、全体のフォルムは引き締まっている。ビジュアル的にはやさしさは微塵もなく、顔にこだわるプロ、上級者好みにデザインされている。オートマチックに真っ直ぐ打つことよりも、ドロー、フェードを打ち分けたくなるドライバーである。
アスリートモデルだけあって、リアルロフトとフェース角はかなりシビアだ。9.5度表示でリアルロフトが8度。ハードヒッターには構えやすく、ボールが上がらない非力なゴルファーには構えづらいロフト設定だ。ヘッドはこれまでのMPシリーズの流れを汲んでオーソドックスにデザインされているが、シャフトはカラーリングがガラッと変わった。ホワイトベースで手元側は斬新なグラフィックが施されている。
マッスルバックアイアンのようなハードなイメージが前面に打ち出されているMP CRAFT 513 ドライバー。見た目通り、ハードヒッター御用達なドライバーなのかどうか、じっくりテストしてみたいと思う。