フォーティーン GelongD CT-214 ドライバー
2013/11/19 09:00
クラブを計測してみると?
表示ロフトが9度に対してリアルロフトが8.5度。フェース角が-1.75度。オープンフェースの度合いが大きいこともあってリアルロフトが少なくなっている。アドレスするとフェースは右を向いているし、ロフトもかなり立っている。ライ角は58.5度、フェースアングルは22.5度と少し少なめと、つかまりを抑えた仕様となっている。重心距離は38ミリで、重心深度も38ミリ(メーカー値)。この2つの数値を揃えることで、ヘッドの挙動を安定させている。
シャフトは手元と先端側のしなりを感じ取れるタイプ。切り返しで手元側がしなり、インパクトゾーンでは先端側がしなり戻る弾き系。トルクはメーカー値で4.1(Sシャフト)。実際にスイングしてみると適度なねじれ感があって、タイミングが取りやすい。振動数はSで246cpm。アスリート向けの純正Sとほぼ同じぐらいの硬さだ。
長さは実測値が約47.25インチ(※ヒールエンド法計測)。R&Aが定めた60度測定法で計測すると47.75インチで、ルール内ギリギリの長さを追求している。クラブ重量は304.6グラムでバランスはD8。45インチ換算すると325g前後。20~55歳ぐらいで、体力が平均よりも上回るゴルファーにちょうどいいスペックだ。
クラブ測定データ
シャフト | MD-350JD(S) |
ロフト(度) | 9 |
リアルロフト(度) | 8.5 |
ライ角(度) | 58.5 |
フェース角(度) | -1.75 |
長さ(インチ) | 47.25 |
振動数(cpm) | 246 |