マーク金井の試打インプレッション

本間ゴルフ BERES S-03 ドライバー

2014/05/20 09:00

クラブを計測してみると?

純正シャフト(S)の振動数は243cpmと平均的な硬さ

9.5度表示でリアルロフト角は10.25度。フェース角は?0度。前作S-02は+1.5度とフックフェースだったので、明らかにフェースの向きが変わっている。ライ角は62.5度。重心角は20度。前作は26度と大きかったので、明らかに今回の方が捕まり過ぎを軽減させるスペックになっている。スペック的にはスライサーよりもフッカーの方が扱いやすく、弾道もコントロールしやすい。

シャフトについては、純正仕様となるアーマック8は手元剛性が高めで、中間から先端が軟らかいシャフト。Sシャフトで硬さの目安となる振動数は243cpmとなっている。純正シャフトのSとしては平均的な硬さだ。トルクは4.4とやや少ない(メーカー値)。ねじれにくい分だけシャープなフィーリングを味わえる。

長さはメーカー値が46インチで、実測値が46.5インチ(60度法計測)。クラブ重量は純正Sで286.1gでバランスはD2。45インチに換算にすると300グラム前後の感じになる。55歳以上の人や、ややパワーが衰えたアマチュアゴルファーと相性良く仕上がっている。

クラブ測定データ

シャフトアーマック8(S)
ロフト(度)9.5
リアルロフト(度)10.25
ライ角(度)62.5
フェース角(度)±0
長さ(インチ)46.5
振動数(cpm)243
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