トライファス バシレウス アルファ(Basileus α)
2014/08/05 09:00
シャフトを計測してみると?
60g台、フレックスSの振動数は255cpm。アフターマーケット用シャフトとしてはやや軟らかめな仕上がりだ。対してセンターフレックス値は4.89。これはアフターマーケット用のSとしてはかなり硬めである。メーカー側がアピールするように、中間剛性が非常に高くなっている。トルクは3.0と小さく、実際にスイングしてみてもねじれが小さいことが手に伝わる。
数値的には手元側が少し軟らかいが中間剛性が高い。これによりシャフト全体のしなりは控えめで、ムチのようなしなり感は乏しい。先端側を軟らかくすることで、シャフトの加速感を導きたい意図が感じられるシャフトである。
【シャフト計測データ】
バシレウスα(S)
(ヘッド:テーラーメイド 初代グローレ ヘッド重量約198g)
長さ46.5インチ/重さ313g/バランスD4/振動数255cpm/センターフレックス値4.89