ヨネックス レクシス カイザD
2014/09/02 09:00
シャフトの特性をズバリ
ヨネックスはクラブメーカーであるが、同時に「レクシス シリーズ」で単独にラインアップしている。今回試打する「レクシス カイザD」は同社の最新モデル。ツアーで得た経験やノウハウを活かし、プレーヤーのパフォーマンスをさらに引き出すために開発されている。同社が所属するアン・ソンジュ、キム・ヒョージュが現在、このシャフトを使って勝利を重ねている。
「レクシス カイザD」は極薄カーボンシートを数多く巻くことでシャフト全体にシャープさを感じられるような設計がなされている。「カイザD」のDはドローの意味なのだろう。手元側の剛性感を意図的に高め、先端側のしなりを大きくすることで、捕まりが良くドローが打ちやすくなっている。クラブ同様、シャフトも新潟の自社工場で生産がなされているそうだ。シャフトは手元がブラックで中央から先端側にかけて濃いブルーが配色されている。先に登場したカイザと同一デザインでカラーリングだけが異なる。前作カイザは手元がしなる手元調子なシャフトだったが、今回の「カイザD」は正反対の特性で、手元が硬い先中調子なシャフトである。