ヨネックス レクシス カイザD
2014/09/02 09:00
シャフトを計測してみると?
60g台Sの振動数は256cpm。アフターマーケット用のSとしてはそれほど硬くないが、実際にスイングすると数値以上に手元側の硬さを感じる。トルクが少ないことが影響しているのかも知れない。また、実際に打つと中間剛性が高いので「シャフトに張り」があって硬さをちゃんと感じるシャフトだ。剛性分布的には先中調子で、先端側にしなるポイントが明確にある。中間から先端にかけてはしなり感があり、これによりインパクトゾーンでヘッドがアッパーに動きやすく、かつヘッドが返りやすくなっている。
中間剛性の目安となるセンターフレックス値は4.21kg。先中調子のシャフトとしては、中間剛性も高めになっているシャフトである。
【シャフト計測データ】
(ヘッド:テーラーメイド 初代グローレ ヘッド重量約198g)
長さ46.5inch/重さ309.2g/バランスD2/振動数256cpm/センターフレックス値4.21kg