マーク金井の試打インプレッション

タイトリスト 915 D2 ドライバー

2014/11/25 09:00

クラブを計測してみると?

タイトリスト独自の可変スリーブ“SureFit Tour”は、910、913シリーズと共通で、シャフトが共用できるのが嬉しい

ノーマルポジションだとロフト角9.5度表示でリアルロフト角が9.75度。フェース角が-4.75度。ライ角は59.5度で重心角は24.5度。『913 D2』同様、フェース角はオープンの度合いが非常に大きい。球が一番捕まる状態に調整すると、フェース角は-2度でリアルロフト角は12.25度まで増える。対して、一番捕まらないポジションに調整すると、フェース角は-6度でリアルロフトは9.25度となる。弾道調整機能を最大に利用してもフックフェースにはならない。ソールの座り方が強く影響しているが、フェースの向きはスクエアからオープンに調整できるタイプである。

オリジナルシャフト(タイトリスト・スピーダー515)のSの振動数は240cpm。アスリート向けにしては軟らかめの設定で、中間部分のしなりが大きいタイプである。ダウンからインパクトにかけてはしなり戻るスピードがやや遅め。先端側も適度にしなるので、ヘッドはややアッパーに動きやすくなっている。長さはメーカー値、実測値とも45.25インチ(60度法計測)クラブ重量は307.6gでバランスがD3。25~60歳ぐらいの男性で、体力が平均的、もしくは平均以上と相性が良いスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトタイトリスト・スピーダー515(S)
ロフト(度)9.5
リアルロフト(度)9.75
ライ角(度)59.5
フェース角(度)-4.75
長さ(インチ)45.25
振動数(cpm)240
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タイトリスト
発売日:2014/11/14 参考価格: 64,800円