マーク金井の試打インプレッション

ダンロップ ゼクシオ プライム ドライバー(2015年)

2015/06/16 09:00

構えてみると?

絶対にスライスさせない! そんな強い意思を感じさせる大きなフェース角

ゼクシオのシニア向けブランドであるゼクシオプライムも今回で8代目。2年ぶりのモデルチェンジとなったが、従来モデル同様、カラーリングはゴールドを基調としており、高級感にあふれている。

ヘッド形状は、投影面積が大きく、ヘッドは奥行き方向に広がっている。見るからに重心を深くしたいという意図がうかがい取れる。ヘッドの大きさに対して、フェースは薄い。シャローフェースを採用することで、「上がりやすさ」を強調している。

今回のモデルチェンジで、フェースの見え方がガラッと変わった。フェース面がクラウン部分まではみ出るようにデザインされている。これは、色こそ違うが、現行モデルのゼクシオと同じだ。フェース向きは明らかなフックで、“アンチスライス”を強くアピールする。

クラブの長さは45.75インチ(メーカー表記)で、前作(2013年モデル)と同じ。だが、バランスはD1となり、前作(C7)よりバランスが効いている。

ゼクシオユーザーよりも年齢層が高いゴルファー、シニア層を強く意識して開発されたゼクシオプライム。ゼクシオとは、どう違うのか。見た目通り、シニア向けなのか。じっくりテストしてみたい。

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