マーク金井の試打インプレッション

ブリヂストンゴルフ J15 CB アイアン

2015/07/14 09:00

構えてみると?

左から6番、7番、8番、9番のヘッド形状。マッスルバックに比べると一回り大きく、端正なのが特徴。ソール幅も十分あるので、見た目よりミスに強い

ブリヂストンゴルフの主力モデルであるJシリーズ。現在、このアイアンシリーズには5つのモデルがラインアップされているが、今回試打するのはヘッドサイズが2番目に小ぶりな『ブリヂストンゴルフ J15 CB アイアン』。ヘッド素材は軟鉄鍛造で、名前が示す通り、バックフェースは凹んだキャビティバック形状になっている。

顔つきはオーソドックス。アドレスすると、トップラインの傾斜が強く、トウ側が高い形状。視覚的に、つかまりの良さをアピールしている。ミドルアイアンからショートアイアンにかけてはデザインがフローされており、ショートアイアンも丸み感はあまり強くない。

ヘッド長は78ミリで、フェースプログレッションは3ミリ(メーカー値)。完全なストレートネックではなく、アドレスするとほんの少しだけヒール側にポケットがある。グースネックというほどではないが、ハンドファーストに構えやすく仕上がっている。

ヘッドは小ぶりだが、ソール幅は適度にワイド。抜けを良くするためだと思われるが、ソールはフラットではなくラウンド(丸み)がやや強めだ。測ってみると、約22ミリだった。

マッスルバックほどシビアな感じではないが、J15 CB アイアンは小ぶりで高い操作性を感じさせてくれる。実際、どんな球筋が出やすいか、ドローとフェードは打ち分けやすさはどうか、じっくりテストしてみたい。

打ってみると?(弾道は)≫
1 2 3 4 5
ブリヂストン
発売日:2014/10/24 参考価格: 116,640円