本間ゴルフ Be ZEAL 525 ドライバー
2016/01/26 09:00
構えてみると?
“熱意系”というキャッチコピーでおなじみの本間ゴルフが、アスリートゴルファー色が強い『ツアーワールド』に加えて、飛びとやさしさを融合させたアベレージゴルファー向けのブランド『Be ZEAL』を新たにラインアップさせた。ドライバーからフェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンまで揃う525シリーズの中から、今回は『Be ZEAL 525 ドライバー』を試打する。
ヘッド体積はルール最大級の460cc。ヘッドは同社ならではの丸型形状。アベレージゴルファー向けとは謳っているが、顔つきはオーソドックスでシャープ。つかまりの良さをアピールするより、スクエア感が強く、プロ、上級者にも好まれそうだ。それでいて、フェースの厚みはややシャロー。リアルロフトも少し大きめに設定されているので、アドレス時には高弾道がイメージしやすい仕上がり。ライ角はかなりアップライトで、つかまりを意識している。
ソールに目を転じると、ヒール側に7g、トウ側に2gの重量調整ネジが配されており、重心距離を短くしてつかまりを良くしたいという意図がここでもうかがえる。メーカーの資料によると、ヒール側の重量調整ネジ付近にはインナーウエイトが配されているそうだ。ちなみに、このネジは交換可能。重さが異なるネジも別売されている。
ツアーワールドに比べると、純正シャフトの『VIZARD for Be ZEAL』はかなり軟らかめ。Sフレックスをワッグルしてみても、「これってRじゃないの」と勘違いするくらいよくしなる。
「やさしくても、カッコいいクラブを使いたい」というアベレージゴルファーを意識して作られたBe ZEAL 525 ドライバー。どんな弾道が出やすいのか、どんなゴルファーと相性が良いのか、じっくりテストしてみたい。