マーク金井の試打インプレッション

ミズノ MP-55 アイアン

2016/04/19 09:00

構えてみると?

左から6番、7番、8番、9番のヘッド形状。軟鉄鍛造素材だが、少し大きめのヘッドは、視覚的にもミスヒットに強そうで、安心感がある

ミズノでは、プロ、アスリート向けの主力モデルとなる「MPシリーズ」。現在11種類のアイアンがラインナップされているが、今回試打するのはキャビティ構造になっている『MP-55 アイアン』。ヘッド素材は軟鉄鍛造で、バックフェースは凹んだキャビティ構造。加えて、バックフェースの下側はポケット形状になっている。見た目はオーソドックスなマッスルバック形状だが、バックフェース側はかなり凝っている。ヘッドは小ぶりながらも重心を深くする配慮がなされている作りだ。

打点エリア裏側の厚みを確保しているのも、ミズノならでは。素材もさることながら、打点エリアを分厚くすると打感が良くなるからである。

顔つきは小ぶりでフェース長は短め。重心距離が短く、オートマチックに真っ直ぐ打つことよりも、球筋を左右に打ち分けたくなる形状である。トップラインの傾斜はやや強めで、トウ側が高い。構えると、トップラインがやや開いた感じに見えるので、視覚的にはつかまり過ぎない(引っかかりにくい)ようにデザインされている。

アドレスすると、わずかにヒール側にポケットがある。この効果で、ストレートネックながらもボールを包み込むイメージが湧き、ハンドファーストに構えやすく仕上がっている。
ソール幅は約20ミリ。同社のマッスルバック『MP-5 アイアン』よりも2ミリほど幅広だ。ソールはフラットではなく、ラウンド(丸み)がやや強め。跳ね上がりを抑えて、抜けを良くするためだと考えられる。
メーカーによると、前モデルの『MP-54 アイアン』に比べ、重心距離を1ミリ短くすることで操作性をより高めているそうだ。ヘッド形状はマッスルバックに近くシャープだが、バックフェースを見るとやさしさを強くアピールしている。打感の良さやミスに対する寛容性はどれくらいなのか、じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
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ミズノ
発売日:2015/09/11 参考価格: 123,120円