マーク金井の試打インプレッション

ダンロップ スリクソン Z765 ドライバー

2016/08/09 09:00

構えてみると?

フェースはやや面長形状。重心距離を短くすることよりも、スイートエリアを広げやすい形となっている。

ダンロップのプロ、アスリート向けブランドであるスリクソン。今回のモデルチェンジで、3桁の数字の真ん中が『4』から『6』に変わった。今回は限定品を含めて3タイプのヘッドをラインアップしており、試打するのはヘッドサイズが中間に位置するZ765。 ヘッド体積は445ccとやや小ぶりだが、前作に比べると15cc大きくなっている。形状はこれまでのスリクソンと同様、ややトウ側にボリューム感がある洋なし形状だ。フェースの厚みは約56ミリ。前作に比べると1ミリほど厚みが増しているが、アドレスすると、それほどディープに感じない。

フェース形状はやや面長。重心距離を短くすることよりも、スイートエリアを広げやすい形状だ。ソール後方(バックフェース側)には1カ所重量調整ネジが埋め込まれている。これによりヘッド重量、重心の高低をコントロールできる。クラウンの軽量化、ソールがたわむ構造、カップフェースを採用することで、高反発エリアが10%拡大したとメーカー側はアピールしている。

ヘッドとシャフトは脱着方式が採用されており、これでフェース角、ライ角、ロフト角が調整できる。シャフトは純正で新シリーズの「Miyazaki Kaula MIZU(水)」が装着される。今回試打するのは60g台のSシャフト。

Zシリーズの中心モデルとなるZ765 ドライバー。どんなゴルファーにマッチするのか、どんな弾道が出やすいのか、じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
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ダンロップ
発売日:2016/09/10 参考価格: 73,440円