マーク金井の試打インプレッション

グラファイトデザイン Tour AD TP

2016/11/08 08:30

シャフトを計測してみると?

センターフレックス値は4.32。60g台のSフレックスとしては標準より気持ち硬め

60g台のSフレックスで振動数が258cpm。アフターマーケット用のSとしては平均的な数値。センターフレックス値は4.32と、こちらは平均よりも少しだけ硬めの設定になっている。メーカー表記は中調子であるが、実際にスイングすると、切り返しで手元側にしなるポイントがあるのが感じ取れる。

シャフト全体のたわみ量(しなり量)は少し少なめのタイプ。シャフトの両端を持って手で山なりに曲げてみると、中間部分の剛性が高めで、復元力が高いことが手にジワッと伝わってくる。インパクトゾーンでのしなり戻りの挙動がスピーディーなので、長尺仕様にしてもヘッドが遅れずにインパクトを迎えられそうだ。

ねじれの目安となるトルクは3.2。数値通り、遊びが少なく(ねじれ感が少なく)、それが振り遅れにくさ、シャープな挙動につながっている。

【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):Tour AD TP6(S)
長さ45.5インチ/重さ314.2g/バランスD4/振動数258cpm/センターフレックス値4.32
(※ヘッド:テーラーメイド M2 ドライバー

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グラファイトデザイン
発売日:2016/10