三菱レイヨン ディアマナ X
2017/01/17 08:15
シャフトを計測してみると?
50g台のSで振動数が263cpmと、アフターマーケット用のSとしてはやや硬めな数値。センターフレックス値は5.03と、こちらは平均よりもかなり硬めの設定で、SというよりはXに近い数値だ。メーカー表記は中元調子であるが、実際にスイングすると、シャフトの中間剛性が非常に高く、手元側にしなるポイントがあるのが感じ取れる。
手元側にしなりのポイントがある中元調子で、シャフト全体のたわみ量(しなり量)は少ないタイプ。シャフトの両端を持って山なりに曲げてみると、中間部分の剛性が高めで復元力が高いのが手にダイレクトに伝わってくる。
ねじれの目安となるトルクは3.7と数値通り遊びが少なく(ねじれ感が少なく)、それが振り遅れづらさとシャープな挙動につながっている。
シャフト全体のしなり量は控えめで、インパクトゾーンでシャフト全体が力強くしなり戻るタイプ。しなり戻りの挙動がスピーディーなので、46インチの長尺仕様にしてもヘッドが遅れずにインパクトを迎えられそうだ。
【シャフト計測データ】
シャフト(フレックス):ディアマナ X '17 50(S)
長さ45.5インチ/重さ307.2g/バランスD3/振動数263cpm/センターフレックス値5.03
(※ヘッド:テーラーメイド M2 ドライバー)