マーク金井の試打インプレッション

テーラーメイド グローレ F2 レスキュー

2017/08/08 11:30

クラブを計測してみると?

純正シャフト「GL6600」は、中間から先端のしなりが大きく、インパクトゾーンではヘッドが走る。ボールが上がりやすく、かつつかまりがいいシャフトだ

22度表示でリアルロフト角は23.25度。フェース角は+1.75度でフックフェース。ライ角は59.5度と平均的なスペックだ。つかまりに影響を及ぼす重心角は12度と、ユーティリティとしては平均的な数値である。

フックフェースになってはいるが、スライサーがドローを打てるほどつかまるタイプではない。アウトサイドインにカット軌道で打てばフェード、インサイドからヘッドを入れると、イメージ通りのドロー弾道が打ちやすく仕上がっている。

標準装着シャフト「GL6600」は、重量が約59gでトルクが2.9(※Sフレックス、メーカー公表値)。手元がしっかりしていることもあって、数値よりも少し軽く感じるシャフトである。

振動数は272cpm。メーカー純正シャフトのSとしては平均的な硬さである。長さはメーカー値、実測値とも39.75インチ(※60度法計測)。クラブ重量は実測340gでバランスがD1。ドライバーの重量が280~295gぐらいの人にちょうどいいスペックだ。

クラブ測定データ

シャフトGL6600(S)
ロフト(度)22
リアルロフト(度)23.25
ライ角(度)59.5
フェース角(度)1.75
長さ(インチ)39.75
振動数(cpm)272
自分に合ったスペックは?≫
1 2 3 4 5
テーラーメイド
発売日:2016/10/07 参考価格: 37,800円