マーク金井の試打インプレッション

ダンロップ スリクソン Z565 アイアン

2017/08/22 05:00

構えてみると?

左から6番、7番、8番、9番のヘッド形状。ネックはわずかにオフセットが入り、スクエアに構えやすい面長フェース

ダンロップのプロ&アスリート向けブランドであるスリクソンは現在、ヘッド形状が異なる3モデルのアイアンをラインアップしている。今回試打するのは、ポケットキャビティ構造の「Z565アイアン」。

ヘッド素材は3モデルとも軟鉄鍛造だが、この「Z565」は2ピース構造で、ボディは軟鉄鍛造、フェースはクロムバナジウム鋼となっている。2ピース構造にすることで設計の自由度が増した、バックフェース側は重心が深くなる位置にウェイトを多く配し、トウ側にはタングステンニッケルウェイトを埋め込んでいる(#3~#6)。

ヘッドはやや大きめ、ソールは幅が広めで、前作同様に独特なV字形状だ。リーディングエッジに強いバウンス角がついていて、後ろ側のトレーリングエッジを削り落とし、メーカーはあらゆるライからの抜けの良さをアピールしている。

セミグースとまではいかないが、ネックはわずかにオフセットが入り、スクエアに構えやすい面長フェース。ゼクシオに比べればシャープなヘッド形状だが、現行のZシリーズアイアン3モデルの中では、もっともヘッドが大きく、見た目に安心感がある。

シャープな形状でありながらも、飛距離とやさしさを兼ね備えているという「Z565」。どんな弾道が打ちやすいのか?どんなゴルファーと相性が良いのか?じっくりテストしてみたいと思う。

打ってみると?(弾道は)≫
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ダンロップ
ツアープロの意見を取り入れソールが進化
発売日:2016/09/10 参考価格: 110,160円