マーク金井の試打インプレッション

コンパクトながら打点ブレに強い「テーラーメイド M3 アイアン」

2018/05/15 05:00

クラブを計測してみると?

試打クラブのシャフトは「N.S.PRO 930GH」のSフレックス。振動数は302cpm

7番アイアンのクラブ重量は406.2グラムで、バランスはD0.5。硬さの目安となる振動数は302cpmと、Sフレックスにしては少し軟らかめの設定である。メーカー表記では中調子となっており、実際にスイングしてみてもシャフト中間部分にキックポイントがある感じがする。

5番アイアンのロフト角が23度。以下6番が26.5度、7番が30.5度、8番が35度、9番が40度、PWが45度。アスリート向けアイアンなので、ロフト角の設定はそれほどストロングにはなっていない。

ロフト角が適度にあり、かつ重心が深くて低いのでボールが上がりやすい。ロフトピッチが3.5~5度とフローしているので、短い番手になるほど飛距離差が出やすく設計されている。

長さは36.75インチ(※60度法計測)と、一般的なアイアンに比べると0.5インチほど長い。ライ角は61.5度と平均的な数値。

クラブ測定データ

シャフトN.S.PRO 930GH(S)
ロフト(度)30.5
リアルロフト(度)30.5
ライ角(度)61.5
フェース角(度)-
長さ(インチ)36.75
振動数(cpm)302
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テーラーメイド
バックフェース側に2本のバーを配置した「リブコア」を採用
発売日:2018/02/16 参考価格: 116,640円