ミズノ MP TYPE-1 ドライバー
飛距離 | 直進性 | コスト感 | 打感 | やさしさ |
5 | 4 | 4 | 5 | 4 |
つかまり | 弾道高さ | 構え易さ | 操作性 | デザイン |
4 | 3 | 5 | 5 | 5 |
今回試打するのはミズノ MP TYPE-1 ドライバーです。ヘッド体積は435cc。MP TYPE-2 ドライバーの460ccと比べるとコンパクトになっています。
ソールには、TYPE-2同様にウエーブテクノロジーが搭載されています。ストロングフォージドエリートチタン素材のフェースは、センターを厚くし、周辺を薄くすることで、トランポリンのような効果が得られるということです。フェースの性能とソールのウエーブテクノロジーによって、歴代MPドライバーの中でも一番弾く構造になっているというわけです。
TYPE-2同様に、ヘッドは「ワンヘッド可変式」になっており、ひとつのヘッドでロフト7.5度から11.5度まで調整できます。また8.5度、9.5度、10.5度にはアップライト設定も用意されています。上級者ならよだれが出るような良い顔をしていますので、これから試打してみるのが楽しみですね。
打ってみると、音も良いですね。ウエーブテクノロジーとフェースの反発効果で、実際のロフトよりも打ち出し角がしっかりと出ます。スピンコントロールも良くて、しっかりとキャリーも出たなという印象です。
落ぎわに少しフェードさせるとか、コースなりにドローを打っていくとか、ヘッド体積が小さいことによるコントロール性能や自在性はしっかりとスイングの中で感じられますから、自分の狙ったところに止めたい、置きにいきたいという方には本当にオススメのドライバーです。
MP TYPE-1 ドライバーを打ってみましたが、本当に振りにいけるドライバーです。クラブヘッドの慣性モーメントによる抵抗感がなく、自在に操れる中で、自分のスイングスペックを高められるといった印象が残りました。
新テクノロジーによる弾き感もすばらしかったです。ヘッド体積が小さくなってくると、弾き感がなくなってくるのが普通なのですが、それを感じさせない中で、ヘッドコントロールのしやすさもあります。クラブを自分で操りながら飛ばしていきたい方にはオススメのドライバーだと思いました。