「イメージ通りの持ち球で攻められる」ヤマハ RMX 118 ドライバー
2017/12/16 11:30
金谷多一郎プロの評価点総合評価4.1点
飛距離 | 直進性 | コスト感 | 打感 | やさしさ |
5 | 4 | 4 | 5 | 4 |
つかまり | 弾道高さ | 構え易さ | 操作性 | デザイン |
3 | 4 | 4 | 4 | 4 |
今回は「ヤマハ RMX 118 ドライバー」を試打してみたいと思います。
まず見た目ですが、シャフトからフェースのトップラインまで一直線になっています。小ぶりでやや面長なヘッド形状といい、アスリート好みに仕上がっていますね。
構えてみると、ライ角がフラットに感じます。また、ヘッドの投影面積が小さいので、シャープに振り切れそうです。
打ってみると、弾き感がありますね。少しハンドファースト気味で、ロフトを殺すように構えて打ちましたが、重心距離の長さを感じながら、大きな円弧で分厚く球をつかまえることができました。決してつかまりが浅いという印象はなく、安定して無駄なスピンが掛からずに、前へ前へゆっくり伸びていくような重い球が出ます。見た目よりやさしく、なじみやすく感じました。
今回「RMX 118 ドライバー」を打ってみましたが、小ぶりでトップアスリート用のような見た目と違い、分厚い当たりとしっかりとしたつかまり感があります。球がフェースに食いつく打感も良く、ヤマハならではの良い音も聞かせてくれて、ボールはゆっくり重く飛んでくれるので、あわてずにスイングできる「安心感のあるドライバー」だなという印象でした。
いろいろなタイプのスイングに合わせて理想的な球が打てますので、競技志向で、なおかつ自分のスイングスタイルが固まっている方が、イメージ通りの持ち球で攻められるドライバーだと思います。