「パワーフェードで飛距離を稼ぐ」ピン G400 LSテック ドライバー
2018/03/31 11:30
金谷多一郎プロの評価点総合評価4.3点
飛距離 | 直進性 | コスト感 | 打感 | やさしさ |
5 | 5 | 5 | 4 | 4 |
つかまり | 弾道高さ | 構え易さ | 操作性 | デザイン |
3 | 5 | 5 | 3 | 4 |
今回は「ピン G400 LSテック ドライバー」を試打してみたいと思います。
G400シリーズのドライバーの中では、いちばん低スピンの球が打てる、パワーヒッター向けのスペックになっています。ソールのタングステンウエイトが少しフェース寄りに搭載してあり、つかまりを浅くし、スピンを減らすことで強烈に飛ばそうという意図が見えます。
クラウン後部はG400シリーズの他モデルと同様に「ドラゴンフライ・クラウン・テクノロジー」という構造になっていて、放射線状の模様が入っています。この模様により、ターゲットに対してフェースをスクエアに合わせやすくなっていますね。
打ってみると「弾丸ライナー」といった感じの球が出ました。インパクトではボールが滑ることなく、厚くつかまってしっかりと押せている感覚があります。低スピンの球が打てているにもかかわらず、ドロップしそうだと思うことはまったくありませんでした。キャリーもランも出るパワーフェードで飛距離が稼ぎやすいですね。浅重心の効果か、少し薄めに当たってもスピンが増えません。つんざくような超ストレートボールが、どんどん前へ進んでいきます。
無機質なストレート弾道がこの「G400 LSテック」の特徴です。ティショットでストレスを感じることなく、自然に構えてポーンと打つことができますから、セカンドショット以降のコースマネージメントに集中できると思います。ドライバーで悩んで集中力を使い切ってしまっているゴルファーにとっては、うってつけではないでしょうか。