「つかまった強弾道をラクに打てる」キャロウェイ ローグ スター ドライバー
2018/04/21 11:30
金谷多一郎プロの評価点総合評価4.5点
飛距離 | 直進性 | コスト感 | 打感 | やさしさ |
5 | 5 | 4 | 5 | 5 |
つかまり | 弾道高さ | 構え易さ | 操作性 | デザイン |
5 | 4 | 4 | 4 | 4 |
今回は「キャロウェイ ローグ スター ドライバー」を試打してみたいと思います。
昨年発売された「エピック」シリーズと併売する形でこの「ローグ」シリーズが登場しました。
フェースの裏側に配置された「ジェイルブレイクテクノロジー」と呼ばれる2本の柱は「エピック」のものより軽量化されています。その余剰重量を使って低・深重心化を果たしているようです。
ヘッド形状はかなりシャローバックになっていて、見るからに低重心であることが分かります。左右対称に近い形のフェースは薄肉化され、スイートエリアが広げられています。
構えてみるとヘッドの据わりがいいですね。フェースが回って右を向く感じもありません。
ゆったりと力まずに打ってみましたが、ダウンスイングで加速感があります。シャフトのしなり戻りがシャープですね。ヘッドスピードが速くなくても、適正な打ち出し角で、強い球が前へ前へ飛んでいきます。キャリーも伸びるし、ランもしっかり出てくれそうです。
打音、打感はとてもクリアです。40m/sくらいのヘッドスピードで打っても、気持ちいい打音を聞きながら「しっかり叩けているな」という感覚を味わえるクラブだと思います。
今回は45.75インチ、50g台の純正Sフレックスシャフトで試打しましたが、ヘッド性能とのバランスが非常によく、つかまったボールが楽に打てました。ボールがつかまらず、コスリ系のスライスに悩んでいる方に相性のいいクラブですね。ドライバーのスピン量がどうしても減らせなかった方にとっては最高の武器になると思います。