中古ギア情報

中古ショップで気軽にリシャフト入門

2011/05/19 10:00
FCTカートリッジを最初に導入した、歴史的名器テーラーメイド R9 ドライバー

テレビのゴルフ中継を見ていると、ヘッドはよく見えないけど、カラフルなカーボンシャフトが目立つものだ。そしてギアが大好きな人はそれを食い入るように観て妄想する。

最近のクラブの傾向として、ウエイト調整や、ロフト角、フェース角も調整出来るクラブなど、どんどん手が込んでいるクラブが発売されている。手が込むということは、値段がどんどん上がるはず。しかし下がることはあっても決して値上がりしない。ヘッドの製造コストは確実に上がっている。とすればコストダウンは何処でするのか?それはシャフトとグリップ。業界では確実に純正シャフトがコストダウンしていると言われている。

といってもシャフトの重要性が下がっているわけではなく、シャフトに拘る人はメーカーカスタム品を買って下さいというメーカーの思惑なのだが、気がついているゴルファーが少ない。今増えてきているシャフトを回転させて、ロフト、フェース角、ライ角を調整出来るシステムだが、この機能つきのメーカーカスタムシャフト装着モデルを購入して、自分に合うシャフトを簡単に入れ替えるというのはどうだろう?

たとえば、テーラーメイド R9、R11シリーズのFCTカートリッジ、形状と重さは若干違うが、接合部分は共通なので年式、モデルが異なっても装着、脱着ができる。ヘッドの厚みはモデルにより違うので、若干長さがかわってしまうが、最新R11の純正シャフトを購入して、中古の初代R9のツアーAD EV6装着モデルのシャフトをカチャカチャ抜いて入れてみるということが、簡単に出来る。人気のR9も二代前のモデル。カスタムシャフトが入っていても2万円ちょいと、シャフトだけ購入して、工賃を払うよりも安くできてしまう。

STR8-FIT TOURシステムで、32通りのポジションが選べるナイキ VR STR8-FIT TOURドライバー

しかし、同じ可変システムでも、ナイキは注意が必要だ。可変カートリッジのSTR8-FITとSTR8-FIT TOURは、形状が似ているが、共通ではない。ナイキ VR STR8-FIT TOURドライバーのカートリッジは、最新のナイキ VR PRO ドライバーに入るが、その前のSQ DYMOシリーズのSTR8-FITには入らない。ちゃんとチェックすれば、可変システムクラブと中古ショップを使うと、手軽に気軽にリシャフト出来る。リシャフトするなら、まず中古ショップへGOだ!