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アイアンのシャフト選びに異変アリ!中古ショップ活用術~アイアン編~

2012/09/27 09:00
リシャフト代金に少しの上乗せで買えてしまう人気のMODUS3装着アイアン(※写真は2012年8月16日ゴルフパラダイス新橋銀座口店撮影)

今までメーカーが純正でアイアンに装着するシャフトというのは、カーボンなら純正カーボン、スチールならトゥルーテンパーのDG(ダイナミックゴールド)と、日本シャフトのNS950(NSPRO 950GH)というのが定番としてあった。

この人気スチールシャフトは重量差が約30gとかなりの差があり、実際スチールシャフトを選択する場合、120g台のDGは重くて振りきれないというゴルファーが、90g台のNS950を選ばないといけないという事態が起きている。

最近ではドライバーと同じように、アイアンもメーカーカスタム品として、いろいろなアイアンシャフトが選べる時代となってきたが、まだまだ少ない。とはいえプロやトップアマの支持で人気が出てきた110g台~120g台の日本シャフトのMODUS3などのカスタム品が増えてきているのは事実。

ドライバーはリシャフトという選択肢があるが、ぶっちゃけアイアンのリシャフトは、本数が増える分リシャフト工賃がかなりの負担になってしまう。なのでリシャフトするよりも、今使っているアイアンセットを下取りに出して、お目当てのシャフトが入っているアイアンを買ってしまったほうが、負担が少なくなることが珍しくない。アイアンはリシャフトよりも買い替えが、実はオススメなのだ。

一方、メーカーの純正装着シャフトがこの定番でなくなってきているのが並行輸入品。米ツアーで人気のKBSツアーや、DGとNS950の間の重量帯のトゥルーテンパーのDG XP(ダイナミックゴールド XP)など、選択肢が広がっている。中古ショップでも並行品を扱っているところが多いので、アイアンのシャフトに迷ったら中古ショップへ行ってみるのもいいだろう。