圧巻の強さだったルーク・ドナルドのギアに迫る
2012/11/22 09:00
国内のビッグトーナメントと言えば、三井住友VISAマスターズ、ダンロップフェニックス、カシオワールドオープンだが、海外のビッグプレーヤーが出場するのは、ダンロップフェニックスだけになってしまった。
今回注目した選手は、昨年米国、欧州ツアーでダブル賞金王に輝いたルーク・ドナルド。ゴルフファンの期待を裏切らず「ダンロップフェニックス」では完全優勝を成し遂げた。彼はミズノの看板契約プロだが、ドライバーは「テーラーメイド ロケットボールズ（RBZ）」を使用している。スピン量が少ないタイプではないが、ロケットボールズは重心距離が長く、ミスに寛容なヘッド。彼は飛ばせばもっと飛ぶはずだが、安定性と正確性にこだわったセッティングをしている。
そしてもう一つの秘密兵器は、ユーティリティの「ミズノ MP CLK FLI-HI ユーティリティ（2007年モデル）」フェニックスでも、刻むべきホールはこのユーティリティでしっかり刻んでいた。
さらにドナルドといえばパターの名手。エースパターはオデッセイ ホワイトホット XG#7。シーズン当初はセンターネックの#7を使用していたが、今回は通常の#7を使用していた。＃7のヘッド形状は日本市場でも人気が高く、ドナルドのパター姿を見るたびに、#7を中古ショップへ買いに行きたい衝動にかられる人は少なくないはず。とりあえず中古ショップで転がしてみるのはいかがだろうか？