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松山英樹が変えられらないドライバーとは?

2014/03/07 08:00
5年近く経っても見劣りしない飛距離性能と小ぶりなプロ好みの顔も人気の理由

2013年破竹の勢いだった松山英樹。怪我の影響もあり、開幕当初は苦戦を強いられたが、米国ツアー「フェニックスオープン」では、最後まで優勝争いに絡んでいるし、今年の米ツアーでの活躍が期待される。

松山がオフシーズンがらずっと試みているのが、エースドライバーの変更である。数試合で、契約先のダンロップが松山のために開発したと噂の「スリクソン Z725 リミテッドモデル ドライバー」を使用したが、以前使用していた「スリクソン ZR-30 ドライバー」に戻したりと決めかねている様子。飛距離はもちろん新しいドライバーのが出るようだが、長年使っていて慣れているからだろうか、なかなか変更に踏み切れない。

さて、松山がなかなか手放さない「スリクソン ZR-30 ドライバー」とはどんなドライバーかというと、発売は2008年ヘッドは425ccと小ぶりのドライバーである。かなりのハードヒッター向けのドライバーで、低スピン強弾道が持ち味。発売当初からハードヒッターの評価が高かったが、逆に“なんちゃってアスリート”には全く歯が立たなかったモデル。それを少し扱いやすくしたのが、2013年に発売された「スリクソン Z725 リミテッドモデル ドライバー」。

松山使用による人気なのか、「スリクソン ZR-30 ドライバー」は残念ながら中古市場ではタマ数が少ないが、ヘッドスピード47m/s以上の人にはオススメのドライバー。中古ショップをのぞいた時にもしタマがあれば衝動買いしてもいいが、8.5度は手を出さない方が無難。9.5度、10.5度なら即買いだ。打てるだけでもうれしい松山英樹愛用モデル。チャンスがあったら是非手に入れて欲しい。