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国内メジャー初勝利!成田美寿々のクラブセッティング

2014/05/16 09:00
「ヤマハ インプレス RMX ツアーモデル」は、5000個限定生産なので、中古市場でも人気が出そうだ

国内女子メジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」最終日。2打差の2位から出た成田美寿々が6バーディ、1ボギー「67」でまわりツアー通算3勝目を初のメジャータイトルで飾った。2016年のオリンピックに出たい!と言う成田美寿々のクラブセッティングは以前より独特だった。大手メーカーのドライバーを使わず、いわゆる「地クラブ」を使ったりとマニアックなチョイス。これは、大学時代ゴルフ部で戦ってきた経験と、今でもゴルフ誌で研究を欠かさない父親の影響を受けているという噂だ。

しかし昨年、ドライバーの落下地点で待機して、ボールをチェックしていた父親が、落下音が弱い事に気が付き、藤田寛之が使う「ヤマハ インプレスXシリーズ」に変えてから、ヤマハのドライバーを愛用するようになったようだ。

今シーズンから成田は、ゴルフクラブの格付け企画「HOT LIST 2014」でゴールドを受賞した最新モデルである「ヤマハ インプレス RMX ツアーモデル ドライバー」を使っている。以前から重心距離が短いドライバーを好んで使っているのだが、彼女の歴代のドライバーを分析してみると、ドライバー選びのキーワードがわかる。それは、小ぶりなヘッド体積、短めの重心距離、低重心、美しいヘッド形状である。この要素を妥協していない一貫したドライバー選びには、深いこだわりを感じる。

ウッド、ユーティリティ系でメーカーはバラバラだが、外見、性能的に統一感がある。ヤマハのインプレスRMXシリーズは、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、どれもヘッド単体で買える新しい販売方法をとっている。まだ中古市場には、あまり出回っていないが、中古ショップはそれをどう販売するのか、中古のメリットが活かせそうな商品だけに、各店の取り組み方が楽しみな商品だ。もちろん成田美寿々の今後の活躍も楽しみ。