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石川遼“伝説第二章(?)”を支えるアイアン

2015/05/15 09:00
キャロウェイゴルフ X フォージド アイアン(2013)。バウンス角が大きく実戦に強い

今季前半戦を苦しんでいる石川遼が、ようやく復活の兆しを見せてきた。第五のメジャーといわれる「ザ・プレーヤーズ選手権」3日目、「69」で回って通算7アンダー11位タイから、最終日1アンダー、トータル8アンダーの8位タイでフィニッシュ。完全復活は近いと予感させる結果をみせた。

現在の石川遼のクラブセッティングをチェックしてみよう。キャロウェイゴルフの契約プロである石川遼は、14本すべて同社の製品を使っている。ドライバーは『XR PRO ドライバー』を使用。フェアウェイウッドは4、6番の『XR フェアウェイウッド』と、最新モデルを積極的に使う石川遼だが、アイアンは『X フォージド アイアン(2013)』と2年前のモデルを使っている。2013年よりクラブ契約をヨネックスからキャロウェイゴルフに変更した石川だが、当初からこのアイアンを使い続けている。俗にいうプロモデルよりは、少しヘッドが大きく、キャビティも深め、バウンス角も付いていて、端正な顔立ちの割に打ってみると意外とやさしいアイアン。

今季は不調だった石川だが、アイアンのキレはPGAツアーでも評判になりつつあるぐらいレベルが上がっている。『X フォージド アイアン(2013)』発売当初あまり人気はなかったモデルだが、中古市場では隠れた人気クラブとなっていて、流通量も少なめ。キャロウェイゴルフのアイアンは、新品販売終了後に人気が出るケースが多く、中古市場では意外と高価で取引されているモデルが多い。松山英樹の活躍で若干影が薄くなっている石川遼だが、PGAツアー初優勝を待ち望むファンは少なくない。ぜひ中古ショップで『X フォージド アイアン(2013)』を購入し、彼の伝説第二章を待とうではないか!