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上田桃子の安定感を生んだ元祖“XR”

2016/01/15 09:00
バランスが良いヘッド設計で打ちやすい『XR ドライバー』

そろそろ、メーカー各社の新製品が出揃ってきたところ。つまり、それに合わせて過去の製品が大幅な価格ダウンを起こすわけだ。それに連動して、中古ショップもマークダウン商品はグッと価格を下げる必要があり、そうなるとシリーズの歴代モデルまで対象となるのが一般的。つまり、今は中古ショップの買い時なのである。

1月8日に、キャロウェイゴルフから『XR 16』シリーズが発表された。つまり、ドライバーを購入するなら、前モデル『XR ドライバー』が買い時。このシリーズは、『X2 HOT』シリーズの後継モデルとして位置づけられる。リブ構造によって高反発エリアを拡大する「R-MOTOフェース」を採用し、弾きの良さが特徴的なヘッド性能。多少ミスヒットしても曲がらない直進性に加えて、高弾道の低スピンを打ちやすい。スイング時のヘッドの空気抵抗を減らしてヘッドスピードをアップさせる独自の「スピード ステップ クラウン」も話題を集めた。すでに純正シャフト装着モデルなら2万円代前半くらいで流通。カスタムシャフト装着モデルはだいたい、マークダウンしている新品と同じくらいの値段で手に入れられる。打点のバラつきに悩むゴルファーは、ぜひ試してもらいたい。

ハードヒッターには、超低重心の『XR PRO ドライバー』がおすすめ。上田桃子が昨シーズン使用し、賞金ランキング7位、平均ストローク4位と、その安定した成績の陰に正確なドライバーショットは語り落とせない。さらに1つ前のモデル『X2 HOT ドライバー』なら、1万5000円前後まで値段を下げ、お買い得感は満載。

クラブの性能に敏感なプロゴルファーは、過去のモデルを使い続けることがある。最新モデルには最先端の技術が搭載されているのだろうが、1年のサイクルではどれだけ進化するか、分明でない点も多い。評価の定まらない新製品を買うよりも、1年間ユーザーから評価されたクラブを中古ショップで選ぶほうがコスト対効果は高いだろう。