フェデックスカップ年間王者のクラブをチェックする
ツアー選手権byコカ・コーラ 最終日は、首位と2打差からプレーオフまで持ち込んだロリー・マキロイが逆転勝利。フェデックスランキングも6位からの大逆転で、一気に年間王者の栄冠を勝ち取った。
マキロイは、ナイキゴルフと2013年に年間2000万ドルと言われる巨額の複数年契約をしているが、そのナイキゴルフは、ゴルフクラブとボール事業からの撤退を表明、今後の去就が注目されている。その影響か？マキロイはプレーオフシリーズに入って、パッティング専門のコーチをつけ、パターもスコッティ・キャメロンのM1プロトに変更。その他はナイキゴルフのクラブを使用している。
ドライバーは2016年モデル、ナイキ ヴェイパー フライ プロ ドライバー （9.5度）を使用、低スピン弾道が打ちやすいモデルだ。フェアウェイウッドは、昨年モデルのナイキ ヴェイパー スピード リミテッド フェアウェイウッドの3W（15度）、5W（19度）の2本。ソールの溝が効いていて、プロモデルの割にミスヒットに意外と強く、飛距離性能が高いのも魅力。
ユーティリティは一切使わず、2010年発売と少し古いモデルのナイキ VR PRO ブレードアイアンを3番から9番まで使用。ウェッジはナイキ エンゲージ ウェッジ 47度、56度、59度の3本態勢。（コースにより3番アイアンを抜いて、ウェッジを4本にする場合もあるようだ）ノーメッキで錆びやすいので中古ショップでは手頃な価格となっており、ソール形状も3種類あるので、好みに応じて選べる。
ナイキのクラブだが、クラブ事業撤退の影響からか中古ショップでは手に入れやすい価格で流通している。 フェデックスカップ年間王者が使っているのだから、クラブの性能は折り紙付き。高性能の割に低価格だから流通在庫が徐々に減っている。マキロイのクラブセッティングを安く真似したいゴルファーは、中古ショップへ急ぐことをオススメする。