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絶好調な2人を支えるドライバーをチェックする

2016/11/04 08:15
飛んで曲がらないという指数である『トータルドライビング』で、首位争いをしている小平智(2016年10月31日現在2位)

ブリヂストンオープンでは小平智が、初日91位から巻き返し大逆転優勝。今季なかなか波に乗れずにいた小平もこれで一気に調子を上げてきた。好調と言えばホンマツアーワールドカップで勝利した池田勇太。日本オープンでも2位タイ、現在賞金ランキングトップに立つ活躍を見せている。

この2人、実は同じドライバーを使っている。そのドライバーは『プロギア RS ドライバー F』。小平はプロギアの契約プロだが、池田はどのメーカーともクラブ使用契約を結ばずフリー。自分が本当に気に入ったクラブが選べるので、アマチュアも彼のドライバー選びが気になるところだが、パナソニックオープンで勝利した時に使っていた『プロギア RS ドライバー F』(優勝した時点ではプロトタイプ)がすっかり気に入ったようだ。

プロギアRSシリーズは、ボールをつかまえやすくドローが打ちやすい『RS ドライバー』と、ややつかまりを抑えてフェードが打ちやすい『RS ドライバー F』の2種類がある。どちらもフェースのたわみエリアを大きくするWクラウン構造が特色で、クラウンのフェース側が大きく傾いていて、その段差がラインとなっている大胆な構造。手にとって見ると気になるが、アドレスするとあまり気にならないという人が多い。スピン量は適度にあり、非常にスイートエリアが広く、ボール初速が出るドライバーだ。

発売が8月26日、発売から2ヶ月経ったので、まだまだ数は少ないが中古市場でも目にするようになってきた。表示ロフト角とリアルロフト角の差が少ないので、いつもは9.5度を使っている人も、10.5度でいい場合もある。迷ったら両方を購入、試打してセレクトし、不要になったクラブは中古ショップの買取保証システムを利用して買い取って貰う方法もある。

新品でこんなことはなかなか出来ないが、中古ショップでは普通に利用できる。買取保証システムはクレジット決済では適用できない場合もあるので、十分確認して利用して欲しいと思う。