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話題のユーティリティ “バナナ”を知っていますか?

2017/03/03 08:00
ウッド型ユーティリティの安定性とアイアン型 ユーティリティの構えやすさを両立した、今人気のフォーティーンHI877(バナナ)

日本の女子ツアープロのクラブセッティングをチェックすると、ショートウッドやユーティリティを入れて、アイアンセットは7番からという選手も少なくなくなった。難しいクラブは抜いて、やさしくゴルフをしようという表れの一つだ。

われわれも参考にしたいところだが、ロフト角の大きいユーティリティは”どう構えたらいいか分からない!”“どう打てばいいのか…”というアマチュアも少なくない。確かにフェアウェイウッドとアイアンの中間のような形状のユーティリティは、ボールの位置や構え方にちょっとした慣れが必要だ。

ユーティリティには、アイアン型とウッド型がある。アイアン型ユーティリティをチョイスするのは、プロや上級者が多く、その中でも比較的ヘッドスピードが速いゴルファーが使っている。ロングアイアンよりはやさしいが、ウッド型ユーティリティよりは難しいと位置づけられている。

そんな中、昨年フォーティーンから『HI-877 ユーティリティ』というモデルが発売された。ヘッドが黄色で、ネーミングも“877”なので、ゴルファーから「バナナ」と呼ばれている。今までのアイアン型ユーティリティと違い、ソールも広くヘッドの奥行きもあり、ヘッドスピードが速くなくても十分使いこなせると人気だ。

新品販売も好調なので流通量が多く、最近は中古市場でも目にするようになった。アイアンのように構えやすく、ミスにも強いバナナのもう一つの特徴は、ロフトバリエーションが多いこと。18、21、24、27、30度とロングアイアンだけでなく、5番、6番アイアンの代わりとなるロフト角が選べるのだ。“どうもユーティリティは構えにくい”という人は、中古ショップへ行ってフォーティーンのバナナ(HI877)をぜひ手に取ってほしい。きっとスコアアップに貢献してくれるだろう。