GBB エピックシリーズの隠れた名器に注目!
2017年はドライバーの当たり年と言われているが、なかでも販売が好調なのは、キャロウェイのGBB エピックシリーズだろう。日本で展開しているのは、アジア限定モデルの「エピック スター」と「エピック サブゼロ」の2種類。
「エピック スター」はペンシルネックで、いわゆる“カチャカチャ”ができないが、ネックまわりがすっきりしていて構えやすい。可変スリーブに重量を取られないぶん、ヘッドが軽くて振りやすく、ボールがつかまる様に工夫されている。
一方「エピック サブゼロ」は、左へのミスが出にくい工夫が随所に施されている。重心距離は「スター」より短めで、フェース角はオープンでつかまりが抑えられている。低重心でヘッド重量が重いので、低スピンで強い球が打ちやすい。
どちらもターゲットユーザーが明確なモデルなのだが、実は「帯に短し襷に長し」という感じがしないでもない。その理由は、まずヘッド重量。「スター」は195g弱と軽めなのに対し、「サブゼロ」は205g前後と重い。ヘッドスピード43~45m/sのセミアスリート層には、ちょうどその間の200g弱くらいが扱いやすいはずなのだ。さらに「サブゼロ」は仮にヘッドスピードが速くても、持ち球がフェードの場合はボールがつかまらない可能性が高い。
「ザブゼロ」ではハードだけど「スター」では物足りない!というゴルファーが意外と多いのではないだろうか。そんな人におすすめしたいのが「GBB エピック US仕様モデル」だ。ヘッド重量は200g弱(スリーブ込み)、可変スリーブ付きでロフト、フェース角調整が可能。さらにボールのつかまりは、可変スリーブとペリメーター・ウェイティングの二段構えで調整できるのも魅力だ。
このUS仕様モデルは日本では未発売なのだが、並行輸入品を扱っている中古ショップで目にする機会が増えてきた。価格もお求めやすくなっているので、興味のある方はぜひチェックしてみてほしい。