クラブ試打 三者三様

スピーダー エボリューション 7を万振りマンが試打「走り感は抑えめ」

2020/11/21 05:00

藤倉コンポジット「スピーダー エボリューション7」の評価は!?

国内女子ツアーでは高い使用率を誇る藤倉コンポジットの「スピーダー エボリューション」シリーズ最新作「スピーダー エボリューション 7」(以下エボ7)。最新のドライバーヘッドに合わせた剛性設計となっており、新感覚のつかまりを体感できるという。そんな新たな走り系シャフトを、ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。フルスイング系YouTuber・万振りマンは、どのような評価をくだすのか!?

「ギュンギュン走る感じではない」

―率直な印象は?
「『スピーダー』シリーズと言えば走り系ですが、この『エボ7』はそれほど走るという印象はなかったように感じます。普段はドラコン用のギュンギュン走るモデルを使っているため、ラウンド用の走り系モデルを使っても、走る感覚をあまり味わえなくなっているのかもしれません」

過去のスピーダーシリーズとは違う?「走るイメージはやや抑えめ」と万振りマン

―ドラコン用とは違う…?
「はい。ドラコン用のシャフトと言えば、以前は硬くて重いモデルばかりでしたが、現在の流行は、どちらかと言うと、軽くてしなり量の大きなタイプが全盛です。私が使用しているモデルも、かなりフニャフニャしていて、しなり戻りが早い、走るタイプ。その点『エボ7』は、試打モデルが硬さSということで、しっかりしていることを差し引いても、自分の中では物足りなさを感じてしまいました

軽量モデルと言えばフジクラの得意とするところ 30g台もアリ

―走り感が物足りない?
「インパクト前後で、ギュンッと走るというイメージではなく、少し先端が抑えめの剛性なのかと思います。強引に振りにいっても、それほど暴れず、ミスを抑えてくれるモデル。また、スピン量が多めに入っていたので(平均3567rpm)、イメージより少し高さが出てしまいました…」

白×白の組み合わせは長尺でもやや短めに見える

―前作「エボ6」と比べてどう?
「『エボ6』の時は、走るポイントを自分のスイングと合わせることができず、結果的に球が散らばってしまいました。今回の『エボ7』は、つかまりは良かったので、それほど散らばるケースは少なく、方向性は計算できるモデルといった印象を受けました」

HS50m/s台にはSIM MAXとの組み合わせはスピン過多…?

―相性の良いヘッドは?
「やはり低スピンヘッドと合わせるべきかなと思います。今回テーラーメイド『SIM MAX ドライバー』で試打しましたが、もう少しスピン量を抑えられる性能のヘッド、例えば『SIM ドライバー』や、ピンの『G425 LST ドライバー』と合わせると、高さを抑えられて、飛距離につながるように思いました」

左右の曲がり幅を抑えられた結果に

―どのような人向き?
「HS50m/s台であれば、もう少し高さを抑えられる強度が欲しいように感じます。一発の飛びを求めるよりも、ラウンド用にスコアをつくるためのシャフト。方向性重視で、狙い通りに攻めたい人向きと言えます。なかでも、つかまりの良さを一番に考えている人に適したモデルではないでしょうか」

4.0点が並ぶ結果に【総合評価3.9点】

【走り感】4.0
【粘り感】4.0
【寛容性】4.0
【操作性】3.5
【デザイン】4.0

・使用モデル:スピーダー661 エボ7(硬さ:S)
・使用ヘッド:テーラーメイド SIM MAX ドライバー(ロフト角:10.5度)
・使用ボール:市川サンライズゴルフセンター専用レンジボール

取材協力/トラックマンジャパン株式会社、市川サンライズゴルフセンター

■ 万振りマン プロフィール

登録者2万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年よりYouTubeにて「-Mr.FULLSWING MEN-万振りマン」チャンネルを開設し、数多くの試打動画をアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。日本プロドラコン協会(JPDA)B級プロライセンスを取得。

藤倉コンポジット
発売日:2020/09/03 参考価格: 44,000円