タイトリスト T100 アイアンを万振りマンが試打「操作性&使いやすさUP」
タイトリスト 「T100 アイアン」の評価は!?
タイトリスト T100 アイアンをフルスイング系YouTuberが試打したら…
ジョーダン・スピースが早くからスイッチし、「このアイアン以外でプレーすることは考えられない」と語ったことで注目を集めるタイトリスト「T100 アイアン」。Tシリーズとしては2代目となるモデルで、発売直後から精密な飛距離が出せると評判が高い。そんな人気作を、ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。フルスイング系YouTuber・万振りマンの評価は!?
「操作性の良さでT100派」
―率直な印象は?
「構えて上から見たときの顔が、シンプルでとても構えやすいです。これぞタイトリストアイアンという雰囲気の精悍さがあり、格好がいい。使えば使うほど愛着の湧く、所有感を満たしてくれるアイアンだと思います」
―「T100S アイアン」と比べてどう?
「微小な差ですが、『T100S』のほうがヘッドが効いていて、振り心地は重く感じました。形状やサイズ感はほぼ一緒なのですが、スイング中に感じられる重さは『T100S』のほうがズッシリ来る印象。『T100』のほうが扱いやすく、操作性が良いのでいろいろな攻め方ができる気がします」
―打感の違いは?
「打感は両方ともやわらかめで、しっかりボールがフェースに乗る感触を味わえます。乗っている時間が長ければ長いほどイメージした通りに弾道を操れるので、フェードもドローも試せる。その部分では『T100』も『T100S』も同じで、どちらもいろいろな球筋を試したくなるシリーズと言えます」
―前作「T100 アイアン(2019年)」と比べてどう?
「前作はシャフトが異なるせいか(「NSプロ モーダス3 105」/今作「NSプロ T105」)、インパクトでヘッドが付いてきにくい印象がありました。インパクト前後での走り感が足りないというか、スパッと振り抜ける感覚が少ない。今作は全体のバランスが取れていて、私のHS(ドライバーで50m/s)でも負けずにヘッドが付いてくる。シャフトとヘッドの組み合わせで、だいぶ扱いやすくなりました」
―前作「T100S アイアン(2019年)」と今作「T100S」は?
「『T100』と比べると、『T100S』のほうが飛んでスピンも効くので、実戦でのラウンドで重宝するアイアンと言えます。その点で、前作と比べてもさほど差は感じません。総距離の長いコースを攻略しやすく、ラウンドが楽しくなる特性は同じなので、新旧『T100』ほどの差は感じませんでした」
―どのような人向き?
「やさしくなった、扱いやすくなったとはいえ、タイトリストにはまだまだ中上級者向けというイメージを抱いています。以前よりもやさしさを感じる人はいるとは思いますが、実際にラウンドのことを考えると、腕力のあるアスリートゴルファーが使うように作られている部分は否めません。中でもツアーモデルである『T100』は、中上級者向けであることは確か。HSにも自信のある人向けだと思います」
構えやすさ5点満点を含む高評価【総合評価4.4点】
【飛距離】4.0
【打 感】4.5
【寛容性】4.0
【操作性】4.5
【構えやすさ】5.0
・ロフト角:34度(7I)
・シャフト:NSプロ 105T(硬さS)
・使用ボール:川口グリーンゴルフ専用レンジボール
取材協力/トラックマンジャパン株式会社、川口グリーンゴルフ
万振りマン プロフィール
登録者2万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年よりYouTubeにて「-Mr.FULLSWING MEN-万振りマン」チャンネルを開設し、数多くの試打動画をアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。日本プロドラコン協会(JPDA)B級プロライセンスを取得。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー