ステルス フェアウェイウッドを万振りマンが試打「やさしさ全振り」
テーラーメイド「ステルス フェアウェイウッド」の評価は!?
ステルス フェアウェイウッドをフルスイング系YouTuberが試打したら…
2月4日の発売から、例を見ないほどの売り上げを伸ばしているテーラーメイド「ステルス」シリーズ。革新的なドライバーが先行して話題をさらったが、同シリーズのフェアウェイウッド(以下FW)はどんな性能か!? 高弾道でやさしく飛ばす「ステルス FW」を、強弾道を生む「ステルス プラス FW」と比べながら、ヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が採点。フルスイング系YouTuber・万振りマンの評価は!?
「兄弟モデルで両極端な性格」
―率直な印象は?
「評価する全ての項目の平均点が高く、性能のまとまり方がすばらしいFWという印象です。“やさしさ全振り”という感じ。FWが苦手というゴルファーでも、使用するのが楽しくなるようなモデルだと思います」
―3Wが楽しくなる…?
「はい。ヘッドは大きめではありますが、それほど主張しすぎるほどではなく、フェアウェイの芝やラフの上から打つときでも、気にせず思いきり振り抜ける。ボールはしっかり適度な弾道で上がり、初速スピードも速い。購入してそのままコースへ持っていっても、すぐに活躍してくれる即戦力FWという印象を受けます」
―「ステルス プラス FW」と比べると?
「『プラス FW』は、体積的には『ステルス FW』とそれほど変わらないと思いますが、ひと回り小ぶりに見受けられます。ワッグルした感じもしっかりしているため、強く振る意識をもたないと、球のコントロールができなそうな印象です。やさしさ全開の『ステルス FW』、パワーに頼りがちになりそうな『プラス FW』と、2モデルの差は大きいように感じます」
―「プラス FW」はかなりシビア?
「そうですね。振り心地ではクラブが重く感じて、対象ゴルファーが限られるように感じます。腕力があって、スイングが固まったゴルファーではないと、弾道が大きくバラけてしまいそう。例えるなら、“暴れ馬”という感じです。ソールウエイトやカチャカチャ機能を調整しながら、振りやすいセッティングに合わせる必要があるため、すぐに使い始めるのは危険かなという印象でした」
―見た目の感想は?
「クラウンが黒色になったことで、主張しすぎる感じがないところは好印象です。ただ、よく見ると前方と後方に付いた細かなラインにより、アライメントを取りやすくするデザインが施されています。色味は変わりましたが、『M』『SIM』シリーズで長年続けてきた構えやすさの細工は継続してあるので、とても構えやすいです」
―どのような人向き?
「多くのアベレージゴルファーにマッチすると思います。特にFWが苦手というゴルファーにおすすめ。どんなに苦手意識が強い人でも、『ステルス FW』を使い続ければ、次第に良い当たりが増えて、段々と克服できるように感じます。限定的ではありますが、すでに得意という方で、さらなる強弾道を求めたい人には、『プラス FW』に挑戦してほしいと思います」
平均点の高い上々評価【総合評価4.2点】
【飛距離】4.0
【打 感】4.0
【寛容性】4.5
【操作性】4.0
【構えやすさ】4.5
・ロフト角:15度(3I)
・シャフト:TENSEI RED TM50(硬さS)
・使用ボール:メトログリーン東陽町専用レンジボール
取材協力/トラックマンジャパン株式会社、メトログリーン東陽町
万振りマン プロフィール
登録者2万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年よりYouTubeにて「-Mr.FULLSWING MEN-万振りマン」チャンネルを開設し、数多くの試打動画をアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。日本プロドラコン協会(JPDA)B級プロライセンスを取得。
レッスンカテゴリー
- 基本動作アドレス グリップ スイング ドライバー バンカー 練習ドリル
- 弾道別スライス フック トップ ダフリ 高い 低い テンプラ
- スイング改善アドレス グリップ 振り遅れ インパクト フォロー
- 状況 クラブ別ドライバー アプローチ バンカー ラフ 傾斜 アイアン
- 中上級 応用ドロー フェード 距離感 マネジメント スピンコントロール
- ボディケアスキンケア ストレッチ 花粉症 筋トレ アレルギー
- ルール マナーゴルフ規則 マナー