クラブ試打 三者三様

インプレス UD+2 ドライバー/ヘッドスピード別試打

2018/11/03 05:00

HS40台・筒康博「前作より重心の深さを感じる」

―見た目は?
「前作と比べて見た目が大きく変わりました。新しいモデルのほうが、数ミリだけヘッドが後ろに下がったような、大きくなったようなデザインになっています。構えた時の安心感が増したように感じられました」

―打った印象は?
「見た目で感じられたやさしさのイメージそのままに、実際にボールは上がりやすく、つかまりやすく感じられました。ありがたいほどのやさしさを感じることができるクラブだと思いました」

―前作と比べてどう?
「これまでの『UD+2』シリーズで築いてきた『上げたい、つかまえたい、飛ばしたい』という人向けの性能はしっかり継承しつつ、新作の純正シャフトのほうが当たった瞬間の強さというか、しっかり感がありました」

―しっかり感?
「試打したモデルはフレックスRだったのですが、インパクトだけSRになるような感覚。少しインパクトが強くなったと感じる部分があり、これがメーカーの言う『チップ ウエイト テクノロジー(シャフトの先端にタングステンを配置し、インパクト時の不要なたわみを解消する機能)』なのかなと感じさせてくれるフィーリングでした」

新モデルのほうが打ち出しが高く、飛距離もアップ

―購入するとしたらフレックスR?
「いいえ。私は見栄っ張りなので、Sを選びたいです(笑)。ただ、Rを選んだとしても、グニャリというひ弱な感じは一切なく、とにかく右のミスを気にせず打っていけるところがGoodだと思います。シャフトのハリを感じられるので、ちゃんと前に飛んでくれる印象です」

―クラブ全体の印象は?
「やっぱりよくできたドライバーだと思います。実際に使うとしたら、ぶっ飛び性能との相性を考えて、ディスタンス系のボールを使いたいなと思いました」

※使用スペック/ロフト角:10.5度、フレックス:R(オリジナルカーボンTMX-419D)

■ 筒康博(46)

変幻自在に球を操るクラブフィッター。クラブフィッティング&レッスンスタジオ「PCM Labo」総合コーチ。プロアマ問わず7万人以上のゴルファーにアドバイス経験を持つ。身長168cm。

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