クラブ試打 三者三様

スリクソン Z585 アイアン/ヘッドスピード別試打

2018/12/08 05:00

Z585 vs Z565、新旧スリクソンを打ち比べ

顔、打感、操作性など総合的に評価が高く、多くのツアープロやトップアマから絶大な信頼を得ているアイアン、住友ゴム工業「スリクソン Z」シリーズ。中でも「スリクソン Z585 アイアン」はポケットキャビティ型で、ミスへの寛容性も高いと評判だ。この最新モデルをヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。

試打者はドライバーのHSが30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。使用番手は7番(ロフト角:31度)。シャフトは純正の「Miyazaki Mahana(マハナ)カーボンシャフト」。フレックスは西川がR、筒と万振りマンがSを使用。比較する前モデル『Z565 アイアン』は「NSプロ 980GH DST スチールシャフト」でフレックスはそれぞれ同じものを用意した。

左が前モデルZ565、右が新モデルZ585。見た目の印象はほぼ一緒

本当にスリクソン?って感じですね」と感想を述べたのは、ドライバーのHSが30台の西川。「『スリクソン』と聞くと、従来のイメージから難しいイメージがあったのですが、『Z585』を打ってみて印象がガラリと変わりました」とのこと。HS40台の筒も同じく、「圧倒的にやさしくなりました。クラブが打ち出し角と弾道の高さ、飛距離をつくってくれる印象」と同意見で続いた。HS50台の万振りマンは、「正直ヘッドの違いは感じなかったのですが、カーボンとスチールのシャフトの違いが明確に出ました」と、シャフトの評価について言及した。

左がZ565、右がZ585。Z585のほうが微妙に厚みがある
左がZ565、右がZ585。フェースの見え方について西川が言及(次頁にて)

それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。

西川みさと「本当にスリクソン?って感じ」≫
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