クラブ試打 三者三様

スリクソン Z585 アイアン/ヘッドスピード別試打

2018/12/08 05:00

万振りマン「ミヤザキシャフトの鋭さが秀逸」

―前作と比べてどう?
「今回試打した『Z585』はカーボン(ミヤザキ マハナ)、『Z565』はスチール(NSプロ 980GH DST)でしたので、そのしなりの大きさが一番印象に残りました」

―『Z585』はやや右に飛んでいましたが…
「カーボンだとターゲットに対してデッドに狙うというより、何となく狙っていくといったボンヤリした感じがありました。最後の最後にちょっとズレが生まれる感じ。反省しています…(笑)」

―スチールのほうが良い?
「いいえ。カーボンはカーボンの良さがあります。スチールより鋭い感性が生かせる点です。長いラフからのショットのような力を入れて振り抜かないといけない状況でも、しなりの大きさでスパッと刈り取ってくれる。鋭さが武器になると思います」

―打感は?
「しなりが多いカーボンだと、フェースにボールがより食いついてくれますし、飛距離、寛容性ものぞめます。本日の試打では少し狙いにはズレがありましたが、インパクトでボールをコントロールできる点で、本当なら操作性も出せるメリットがあると思います」

どちらも弾道は高め。Z585のほうがやや右方向へ

―『Z585』のカーボンは特別?
「はい。特にこのミヤザキシャフトは、すごく良くその鋭い感覚を出せるモデルだと思います」

―シャフト以外で前作と比べてどう?
「そうですね…。正直ヘッドだけでいうと一緒ですね(笑)。ただ、それだけ『Z585』のヘッドが、カーボンシャフトの鋭さを引き出してくれていることは間違いないと思います」

※使用スペック/7番(ロフト角:31度)、フレックス:S(ミヤザキ マハナ)

■ 万振りマン(32)

登録者1万人超えのフルスイング系YouTuber。2017年より数多くの試打動画をYouTubeにアップ。豪快なフルスイングが話題を呼び、人気に火がつく。身長173cm。

撮影協力/トラックマンジャパン株式会社、ロッテ葛西ゴルフ

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