クラブ試打 三者三様

ミズノプロ モデル-E ドライバー/ヘッドスピード別試打

2019/03/23 05:00

ミズノプロ(MP)の1W 飛距離性能は?

カスタム専用モデルながら、やさしさと品質の高さで話題を集める「ミズノプロ モデル-E ドライバー」。重心距離を短く設定することでスムーズなヘッドターンを可能にし、フェースに「β(ベータ)チタン」と呼ばれる素材を採用して同社史上最高の反発を達成したとうたう。果たして、その飛距離性能は!? 今回もヘッドスピード(以下HS)の異なる有識者3人が試打し、評価した。

試打者はドライバーのHS30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。シャフトは純正の「ツアーAD GM-1 D」で、西川がフレックスR、筒と万振りマンはSを使用。比較する「ミズノプロ モデル-S ドライバー」も同じシャフトの同じフレックスで試打を行った。

すべてイメージ通り」と感想を述べたのは、ドライバーのHSが30台の西川。「何か懐かしさを感じさせてくれる点が、振りやすさにつながった」とのこと。HS40台の筒は、「ミズノプロ(MP)=難しいという概念を壊してくれてうれしい」と、進化したやさしさを高く評価。HS50台の万振りマンも、「最近では希少なやわらかさ」と打感の秀逸さに驚いていた。

上下の厚みからして大きく違う
「モデル-E」はシャロー「モデル-S」はディープと違いはハッキリ
ヘッド体積自体が異なる両者(モデル-E:450cc / モデル-S:435cc)

それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。

西川みさと「すべてイメージ通り」≫
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ミズノ
ミズノ史上最高反発、やさしいシャローバック形状
発売日:2019/02/22 参考価格: 64,800円