M5 FWはややシビア… ではM6はやさしい？

フェアウェイウッド（以下FW）に初めて「ツイストフェース」を採用したテーラーメイド「M5/M6」シリーズ。「M5 FW」より「M6 FW」のほうがやさしさを感じる点で、手に取りやすいというユーザーは多いだろう。そこで兄弟モデルとの比較を含め、「M6 FW」の実力を調査。今回もヘッドスピード（以下HS）の異なる有識者3人が試打し、評価した。

試打者はドライバーのHS30台の女子プロ・西川みさと、40台のクラブフィッター・筒康博、50台のYouTuber・万振りマンの3人。番手は3W（ロフト角:15.0度）、シャフトは純正の「フブキ TM5 2019」で、西川が硬さR、筒と万振りマンが硬さSを使用。ボールは「ロッテ葛西ゴルフ」の専用レンジボール（ツーピース）で計測した。

「ティショット用ならアリかも…」と感想を述べたのは、ドライバーのHSが30台の西川。「M5より力まずボールを打ち抜ける感覚があるので、ティショット用なら問題なく扱えそう」とのこと。HS40台の筒は、「テーラーが発売した歴代FWで一番やさしいヘッド」と高評価。HS50台の万振りマンは、「M5と比べると飛距離性能はやや落ちる」と気になるコメントを残した。

「M6FW」のほうが接地面積の少ない形状になっている

両者シャローバックだが、「M6FW」のほうがやや緩やか

評価者3人とも「M6FW」のほうが安心感があると評価

それぞれのスイングタイプで、異なるレビュー内容。三者三様のインプレッションは次頁からチェックしよう。

• 1WのHS30台・西川みさとの場合
• 1WのHS40台・筒康博の場合
• 1WのHS50台・万振りマンの場合