タイトリスト特集
2026/03/24

アプローチ迷子を救うには? コーチが語るボーケイ「SM11」の実力

連載:タイトリストの世界へようこそ
タイトリスト ボーケイ・デザイン ウェッジ「SM11」の魅力に迫る (角田慎太郎)

スコアメイクのカギはアプローチといわれる一方で、アマチュアゴルファーに多い悩みのひとつが、ウェッジショットの不安定さだ。「刺さる」「トップする」「距離が合わない」「思ったほど止まらない」…。グリーン周りのミスが続くと、スコアは一気に崩れてしまう。

ゴルフテック六本木店の宮下敏弥コーチは「レッスンに来る方の多くが、『安心して打てるウェッジが欲しい』とおっしゃいます。ミスのイメージが先に立ってしまうと、アプローチはどうしても難しくなります」と言う。その“安心感”につながるウェッジとして、宮下コーチが挙げるのがタイトリストのボーケイ・デザイン ウェッジ「SM11」だ。

■コーチが感じたSM11の魅力

ゴルフテックの宮下敏弥コーチは「SM11」について、「打ち出しの安定感」が心地よいという (角田慎太郎)

宮下コーチがSM11を初めて打ったとき、最も印象に残ったのが「打ち出しの安定感」だったという。

「打ち出しが低く、安定して出る。それがまず気持ち良いです。微妙な距離をコントロールするには、高さの安定が不可欠ですが、その部分が明確に良くなっていました」

さらに印象的だったのが、スピンの入り方だ。「ボールがフェースに“くっつく”ような感覚があります。自然にスピンが入るので、グリーン周りでも安心感があります」

高さがそろうことで距離感が合わせやすく、スピンが安定することでグリーンで止めやすい。SM11は、アマチュアが苦手としがちなアプローチの再現性を高めてくれるウェッジだと感じたという。

■なぜSM11は安定するのか

フェースの溝が進化した「SM11」 (角田慎太郎)

こうした安定感の背景には、フェース設計の進化がある。SM11では、ロフト帯ごとに3種類の溝設計を採用。ショートゲームからフルショットまで、それぞれの打ち方で最適なスピンが入るように設計されている。

さらに溝の容積は従来モデルより約5%増加。芝や砂などの異物を排出しながらボールにしっかり食いつくため、ラフや濡れた芝でもスピンが安定しやすい。加えてフェースには「Directional Face Texture」と呼ばれる微細なミーリング加工を採用。溝と溝の間でも摩擦を生み、スピン量のばらつきを抑えている。

宮下コーチが感じた「くっつく」「打ち出しが安定する」というフィーリングは、これらの技術進化によるものといえる。

■ウェッジは「選び方」が結果を左右する

まずはウェッジが自分に合っているかどうかを知る必要がある (角田慎太郎)

ただし、どれだけ性能の高いウェッジでも、自分に合ったロフトやソール形状を選ばなければ本来の性能を発揮できない。宮下コーチは、レッスンで多くのアマチュアを見てきた経験から、「ウェッジはクラブの中でも特にフィッティングの影響が大きいクラブ」と話す。

「ロフト、バウンス(ソールのでっぱりの角度)、グラインド(ソール形状)の組み合わせで、同じウェッジでもまったく違うクラブになります。合わないウェッジを使うと、いいスイングをしてもミスになってしまうことがあります」

実際のレッスン現場でも、ウェッジ選びの“ズレ”によってミスが増えているケースを多く見かけるという。

■アマチュアに多いウェッジ選びのズレ

アマチュアに多いケースとは (角田慎太郎)

ケース(1)極端なローバウンスで刺さるミス連発
「練習場の人工芝の上だと分かりにくいですが、ラウンドレッスンに行くと、ローバウンス(ソールの出っ張りが少ないタイプ)のウェッジを使ってグリーン周りでザックリ(ボール手前の地面を叩くミス)を連発する方がいます。初心者にローバウンスが合わないとは言い切れませんが、そういう方には『スタジオに戻ったらフィッティングをしましょう』とお声がけしています」

ケース(2)60度一本ですべて打つ
「スコア90前後でラウンドできる腕前の方でしたが、グリーン周りのアプローチからバンカーまで、すべて60度のウェッジ一本で対応している方がいました。ボールが上がりやすい反面、前に飛ばして距離を出すのが難しいロフトですが、距離のあるアプローチやバンカーショットでも60度を使い、無理に強く振ってミスをしていました。状況に合わせて適正なロフトを使い分けるセッティングをご提案しました」

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