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ソフト系 or しっかり系? 最新ボールの打感を調査 ~ミタナラバコウタロウ~

2021/07/21 13:00
各メーカーのツアー系ボールをパターで試打比較

ゴルフレッスンスクール「ゴルフテック(GOLFTEC)」の三田貴史コーチ(ミタ)と吉田幸太郎コーチ(コウタロウ)が、話題の最新クラブを“忖度なし”で解説する動画コンテンツ『ミタナラバコウタロウ』。今回は、数値化が難しいボールの打感をテーマに取り上げる。5社11モデルの最新ツアーボール(2モデルは公表不可)をパターで打ち比べ、ボール選びにも役立つ「ソフト系」と「しっかり系」の判別を行った。

ソフトな打感5モデルは2社が独占

今回は神奈川県のGDO茅ヶ崎ゴルフリンクスを訪れ、動画のオープニングは海を背景にスタート。初めてのロケとあり、テンション高めで試打を行う両コーチだったが、収録は「おじさん2人が楽しんでいるだけ」(吉田コーチ)という残念な結果となり、解説は改めていつものスタジオで行うことになった。

11モデルのボールを、2人の感覚をもとに「ソフト系」から「しっかり系」の順番に並べていく形で進行。三田コーチは「やわらかいから悪いとか、しっかり感があるから良いとか、そういう位置づけの話ではない」と前置きした上で、いよいよ本題に進んだ。

最もソフトに感じたボールとして紹介されたのは、キャロウェイ「クロムソフト」。以降は同社の「クロムソフト X」、テーラーメイド「TP5」、キャロウェイ「クロムソフト X LS」、テーラーメイド「TP5x」が続いた。三田コーチによれば、「ここまでの5種類はどれもソフト。無理やり順位をつけたくらい」とのこと。吉田コーチは「彼女が『きょう髪を切ってきたんだ』と言って、1センチぐらい切ってきた状態」と僅差の違いを例えると、三田コーチも「その表現ね、ハマるわ」と笑いながら賛同。ともあれ、2社が占めた5モデルについて「良くも悪くも芯みたいなものは感じにくい」と評し、ソフト派のゴルファーに推奨した。

最も手応えがあったのは松山英樹が選んだボール

三田コーチは「ここから、しっかりした打感が伝わってきた」と一線を引き、登場したのはブリヂストン「ツアーB XS」。ソフトのなかにも「手応えみたいなものが入ってきた」と吉田コーチが述べると、「打感があるものが欲しい人は、このあたりから候補に入ってくる」と三田コーチ。打感の好みを分ける、目安のひとつになりそうだ。

続いては住友ゴム工業「スリクソン Zスター」。以上の2モデルを、ソフトな打感ではありながら、やや手応えを感じる「ミッドソフト」に位置づけた。さらに続く2モデルは、メーカーの諸事情により映像にモザイク処理がかけられ、製品名も伏せられた。「やっぱ、良いボールだなコレ」「さすがです」と両コーチの賛辞が並ぶだけに、何とももどかしいところ。三田コーチは「なんでモザイクかけないといけないの?」と不満そうな表情だったが…。

残り2モデルとなって三田コーチが取り出したのは、「かなり、しっかりした打感が残った」というブリヂストン「ツアーB X」。そして、最も手応えがある打感に位置づけされたのは、「マスターズ」を制した松山英樹が使用する住友ゴム工業「スリクソン Zスター XV」だった。茅ヶ崎の収録でも「音が違う」と声をそろえ、三田コーチは「打感は一番しっかりしていた」とコメント。その上で、吉田コーチは「ボールが前に進む感じがするので、パットでショートしがちな人は試してほしい」と締めくくった。各モデルの詳細は動画をチェックして、好みに合ったボールを選んでほしい。

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