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最新ボールの性能比較 飛ばしたいなら「硬さ重視」~ミタナラバコウタロウ~

2021/08/04 13:00
「アマチュアゴルファーはボールをナメすぎてる」と三田コーチが暴言!?

ゴルフレッスンスクール「ゴルフテック(GOLFTEC)」の三田貴史コーチ(ミタ)と吉田幸太郎コーチ(コウタロウ)が、話題の最新クラブを“忖度なし”で解説する動画コンテンツ『ミタナラバコウタロウ』。今回は、最新ツアーボールを実際にドライバーで試打したデータをもとに、飛距離が出るボールをテーマに取り上げる。

安易なボール選びに警告

試打はGDO茅ヶ崎ゴルフリンクスで行い、解説はいつも通りスタジオからスタート。進行役の吉田コーチが「飛距離をメーンに語っていきましょう」と切り出したが、三田コーチは憮然とした表情で「全然乗り気じゃない」という。どうやら、飛距離性能だけでボールを選ぶことに対して抵抗があるようだ。

「ボール選びの基本は、まずアプローチのスピン量から考えなきゃダメ。アマチュアのみなさんはボールをナメすぎている」と、冒頭で安易なボール選びについて釘を刺した三田コーチ。スピン性能を備える3ピースや4ピース構造のウレタン系ツアーボールを選ぶ必要性を説いた上で、「その中でどれが飛ぶ? …だったら話す」とようやく重い腰を上げた。

初速につながるのは全体が硬いボール

飛距離アップにつながる要素は複雑に絡んでいるため、今回はシンプルにボール初速だけに絞って解説を進める。三田コーチは「初速を上げるには、単純に硬いボール」と核心に触れ、コアやカバーなど部分的ではなく、「全体が硬いボールが初速は出やすい」と強調。三田コーチが実際に測定した、ボール全体の硬さを示すコンプレッション値を示しながら、試打データを元にした初速上位のボール紹介へと移った。

ボールの進化は「ノーベル賞もん」

1つ目に選ばれたのは、ブリヂストン「ツアーB X ボール」。三田コーチの使用ボールだけに、「これは実際に硬いし、フィーリングもしっかりしている」との言葉にも強い説得力がある。「90を超えると硬い認識で、100近くになると超ハード」というコンプレッション値は98を示した。

2つ目は住友ゴム工業「スリクソン Zスター XV ボール」。吉田コーチが「独特の硬さ」と表現するコンプレッション値は96と高く、「ツアーB X」とは違う硬さがあるという。吉田コーチによれば、「打った瞬間に飛ぶんだろうな、という感じがある」そうだ。

3つ目はキャロウェイ「クロムソフト X LS ボール」。前回のパター編では、キャロウェイのツアー系ボールは全体的に「打感がソフト」との意見で一致していたが、ドライバーで打ったところ印象が一変したようだ。コンプレッション値も99と高く、三田コーチは「パターの場合はボール表面上のやわらかさだけを感じるけど、その下のレイヤー部分がえらく硬いんだろうね。いろいろな表情を持っているボール」と考察。吉田コーチは、「アプローチ(の打感)もきっとソフトだと思う。ドライバーで飛ばせて、グリーンでもしっかり止められる。一気に使いたいボールに浮上してきました」と強い関心を寄せていた。

三田コーチは、飛距離とスピン性能を両立させたツアーボールの進化について「ノーベル賞もんだと思っている」と評価。「2ピース(2層構造)のような安いボールだと無理なのよ。だから、コストがかかって高くなるのはしょうがないんじゃない?」と私見を加えた。高額なツアーボールには、それに見合うだけの価値があるということか。

なお、実際にコースで行った両コーチの試打データは、動画のエンディングでまとめて紹介しているのでチェックしてほしい。

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