ついに出たか!グリッププレッシャーが測れる優れモノ…これは欲しいゾ/'26 PGA SHOWで見つけた“なんじゃこりゃ”その3
広大なPGAショーの会場を歩いていたところ、偶然にもパターコーチの橋本真和氏と須藤大和氏に鉢合わせた。やはり日本のコーチ陣も世界最大のゴルフ見本市に顔を出して、最先端の道具のチェックや研究をしているのだな…と感心していたところ、須藤コーチが「アレ、見ましたか?」と言って、気になっているというブースへ案内してくれた。
そこは「G・GRIP PRO」という商品を扱う韓国企業のブースで、壁には「Check Your Grip Pressure」と描かれていた。ブース中央にある打席の前には三脚に載せたスマートフォンがセットされ、大きなモニターにスイングのデータが映し出されている。須藤コーチは「スイング中のグリッププレッシャーが測れるんですよ。すごくないですか?」と話し、用意されていた7番アイアンを振って実演してみせた。
画面には須藤コーチのアバターと、彼のスイング軌道とよく似た円弧が映し出されていた。その下には右手と左手が表示され、それぞれのグリップ圧の数字が出ている。アドレスで左手25・右手30(単位は%。以下同)、トップで左手39・右手61、インパクトでは左手63・右手37…といったように、スイング中の各ポジションでの“圧”が数値化される。
インパクトで左手が強くなるのは、さすが大阪学院大ゴルフ部出身(国体優勝経験も)といったところか。事前にキャリブレーション(較正)を行えば、指1本ずつのプレッシャーも分かるというから、確かに須藤コーチ、コレはすごいです。
今まであるようでなかったグリッププレッシャー測定器だが、いったいどういう仕組みなのか。その場にいたスタッフの説明を受けた。
「グリップに高度なセンサーが埋め込まれていて、スイング中のあらゆるデータを取得できます。さらにAI技術も組み込んでいるので、リアルタイムでデータ分析が可能です」
グリッププレッシャーだけでなく、クラブパス、フェースアングル、ダイナミックロフト、アタックアングルなども全て分析でき、さらにそのデータをもとにAIコーチが技術指導してくれるという。これだけのデータが手に入って、さらにAIコーチが上手く処理して簡潔に教えてくれるというのだから、まさにカユいところに手が届く優れものではないか。
センサー付きの7番アイアンは、硬さ違いでS・R・L(女性用)が用意されており、それぞれバランスや重量なども調整済みとのこと。コースでも使えるが、基本的に練習用に開発されたという。
聞けば聞くほど欲しくなってくるが、気になるお値段を聞いてさらに驚かされた。センサー付き7番アイアンは、なんと220ドル(約3万4500円)。これで練習すれば飛躍的に上手くなりそうな予感がすることを考えれば、コスパ良くないですか? 須藤コーチ、突然の出演、ありがとうございました。(フロリダ州オーランド/服部謙二郎)