ナイキ／RZNでボール市場に旋風を『ゴルフ業界トップに聞く2014年の展望』

～Inside Story @2014 PGA Merchandise Show～』

全米プロゴルフ協会（PGA）が主催する世界最大のゴルフショー、「2014年PGAマーチャンダイズショー」にて、ゴルフ業界で影響力のあるキーパーソンを直撃し、2014年の野望を聞き出す特別企画。

●ナイキゴルフ CEO シンディ・デービス
CINDY DAVIS, PRESIDENT NIKE GOLF

米国事業のジェネラルマネージャーとして、ナイキゴルフの売上拡大に貢献したことが評価され、2008年にナイキゴルフの社長に昇格。ナイキゴルフに入社する前は、ゴルフチャンネルの上級副社長を務め、またアーノルドパーマーゴルフ社及びLPGAで様々な経営レベルの仕事に従事していた

GDO「2013年の業績はいかがでしたか」

シンディ「好調な年でした。多くの素晴らしい新製品を発売しましたし、ナイキゴルフのブランディングに、とても注力した結果だと思います。ちょうど1年程前にロリー・マキロイをはじめとする多くのアスリートとの契約を発表し、それが大きな弾みとなりました」

GDO「2014年の見通しを教えてください」

シンディ「グローバルでは、例えば日本では消費税率の変更が控えているように、様々な環境変化があり、とてもチャレンジングな状況だと思います。しかし、消費者は常に革新的で良い商品を強く待ち望んでいることに変わりはありません。ナイキゴルフは、常に挑戦をし続けて、より良い製品を開発し続けており、今年も多くの新製品を発表しています。VR_S コバート2.0ではテスト段階よりも格段に優れた製品が完成しました。中でももっともわくわくしている製品は“RZNボール”シリーズです。性能が格段に向上しているのを感じることができるし、現在あるゴルフボールの中でNo.1だと思います。多くの契約選手がとても早い段階で使用を始めたことからもその性能の高さが証明されています。アパレル、シューズに関しても自信がある製品ばかりですので、売上の拡大が見込めると思います」